1. 「静かな1人の時間」は心のメンテナンス時間
統合失調症と付き合っていく中で、改めて大事だと感じたのは**「静かな1人だけの時間」**を毎日もつこと。
本を読んだり、投資アイデアを考えたり、今抱えている問題への対処法を考えるのに、この時間が本当に役立ちます。たとえ疲れていても1日1時間は確保するように意識しています。
何もしないでぼーっとする時間も、とても大切だと感じています。
2. 幻聴の種類は人それぞれ――他人と比べないことが大事
この本の著者・森 実恵さんの体験を読んで、「幻聴の内容やレベルは人によって大きく異なる」と改めて実感しました。
自分の場合は「うるさい」「何してる」などの短い言葉が聞こえる程度でしたが、著者は長文の幻聴に悩まされていたそうです。これでは、現実の会話と幻聴の区別も難しくなると思います。
一方、自分は幻聴よりも「考えていることが外に漏れている気がする」という感覚(考想化声)に悩まされた時期がありました。著者がこの点にどう向き合っていたのかは書かれていませんでしたが、人それぞれ症状も感じ方も違うのだと気づかされました。
3. 自分の「したいこと」に集中することで、幻聴の影響は小さくなる
本書を読みながら、自分の経験とも重なる部分がありました。
症状がひどかったときは、「自分はどうしたいのか」「何をしたいのか」といった自己意識が薄れ、幻聴に心を支配されがちでした。
でも、少しずつ回復し、「自分は何をしてきたか」「何がしたいのか」にフォーカスできるようになってからは、幻聴の言葉はあまり気にならなくなっていきました。
幻聴と距離をとるには、自分の行動や目的に集中することがカギなのだと感じています。
まとめ:統合失調症との付き合い方に正解はない。でも、自分の時間を大切にしよう
統合失調症の症状や苦しみ方は人によって異なります。大切なのは他人と比べすぎないこと、そして**「自分がどうしたいか」に目を向けること**。
『なんとかなる 統合失調症 がんばりすぎない闘病記』は、そんな大切な気づきを与えてくれる一冊でした。
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