はじめに
「VBAでWebスクレイピングって難しそう…」
そう思っていませんか?
実は、ChatGPTとSeleniumを使えば、驚くほど簡単にスクレイピングが実現できます。
今回は、私が仮想通貨サイトのデータ取得を成功させた体験をもとに、手順をシンプルに紹介します。
1. ChatGPT × VBA Selenium の魅力
今まではHTMLの構造を調べ、複雑なコードを書く必要がありました。
しかし今は、ChatGPTにコードを生成させればOK。
特にSeleniumと組み合わせれば、ブラウザ操作まで自動化でき、スクレイピングのハードルが一気に下がります。
2. 実際のスクレイピング手順
(1)Chromeを起動して、URLへジャンプ
まず、VBAでChromeを開き、目的のWebサイトにアクセスします。
(2)取得したい場所をクリック
次に、取得したいデータの箇所をブラウザでクリック。
(3)右クリック →「検証」をクリック
Chromeの開発者ツール(DevTools)を開いて、該当する要素のHTML構造を調べます。
(4)目的の要素(element)を確認
ここで、対象のelementのクラス名やタグ名、属性(idなど)を特定します。
(5)VBAコードに反映させる
対象のelementを driver.FindElementBy〜 などで取得。
ChatGPTに「この要素からデータを取り出すコードを書いて」と指示すれば、コード生成してくれます。
3. 実際にできたこと:仮想通貨データの取得
この方法で、今日は仮想通貨のレート情報を表形式で取り込むVBAコードを作成しました。
取得例:
- ビットコイン(BTC/JPY)のレート
- 取引所ごとの価格一覧
- 取引ボリューム
すべて、VBAとChatGPTだけで実現できました。
4. 注意点:elementは自分で見つける必要あり
現状、ChatGPTはelementの場所までは特定できません。
そのため、DevToolsで目的の要素を自分で確認する必要があります。
とはいえ、ChatGPTに「このクラスの要素をVBAで取得したい」と伝えれば、そこから先は自動でコードを書いてくれます。
以前に比べれば圧倒的に効率アップです。
まとめ
ChatGPTとVBA Seleniumを組み合わせることで、専門知識がなくても手軽にスクレイピングができる時代になりました。
🔧 必要なのは「要素を見つける力」だけ。
🧠 あとはChatGPTがコードを書いてくれます。
今後は、もっと複雑なWebページや、自動化にも挑戦していきたいと思います。
こんな人にオススメ
- Excel VBAを使ってWebのデータを取り込みたい人
- プログラミング初心者だけどスクレイピングしてみたい人
- ChatGPTの活用法を広げたい人
VBAとChatGPTの力で、あなたの作業を効率化してみませんか?
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